絶縁抵抗測定

保安規定で毎年、各機器の絶縁抵抗測定を求められていますが、法的には300V以上であれば、0.4MΩ以上あればOKとされておりますが、うちの保安規定は1MΩ以上を維持するとあってその基準を外れている箇所があることが発覚。

異常個所は電灯盤のコンセント回路ばかりでコンセントに接続している機器を一つずつ絶縁測定し、原因調査。

UPSばかり異常となるではないじゃないですか・・経年劣化しやすい部品を使用しているのかなぁなんて思いつつ新品に交換し再測定しても異常!新品なのに異常なのはおかしいといろいろネットで調べてみると、UPS入力部にサージ吸収素子が入っているから測定するなとの注意書きがありました。なるほど。

無駄に新品UPS交換してしまった形になったが、10年近く使用していたし故障未然防止のための定期更新で完全に無駄ではないと自分に言い聞かせることに。

来年以降の年次点検の絶縁測定をどうするか。毎回コンセントから抜くのも大変だし・・UPS入っている回路だけ漏れ電流で測定することにするのか。「電技解釈第14条第1項において、絶縁抵抗の測定が、電路を停電することができない場合など困難な場合は、漏えい電流が1mA以下の場合は、絶縁性能が保たれているとされている。」ってことみたいだし。

でもUPSってなんか漏れ電流多かったりしそうと思い少し調べてみると各メーカー機種によっては1mA超える機種もあるとのことのようで・・その場合は抵抗成分の漏れ電流I0rを測定するべきか。なんかそれはそれで面倒な気もするが仕方ないのか。

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